各種コンクール・エントリー作品
Index
- 風使いのいた街(2014年) 【奨励賞受賞作品】
- ここ数年、青春小説路線がつづいたので、原点回帰と言いますか、久しぶりにファンタジーの世界に帰ってきました。
- 北の街の、「風使い」と「似顔絵屋」
- ぬぐいきれない人々の悲しみを、受け止めて、彼らは暮らしてきたのです。
- バトンを……(2013年) 【倉吉文芸賞受賞作品】
- 2013年 JX童話賞の応募作品と、同じタイトル、そして、同じ設定のお話です。
- しかし、JX童話賞は5枚。こちらは、30枚。その枚数の違により、テーマはかなり違ったものになってしまいました。
- 同じ設定で、こんなに違う設定になるとは思いませんでした。
- 女子部員3人が、先輩の助けを借りて400メートルリレーに出るというそういうお話ですが……。
- 夏休みは車いすで(2012年) 【奨励賞受賞作品】
- 夏休みの自由研究。「バリアフリーの研究」でお茶を濁そうとしていたぼくの前に、車いすの少女が現れます。
- 「歩けるのに車いすなんか乗るんじゃないわよ」と、怒りをあらわにする彼女。
- やがて、二人は……
- 少女は大志を抱いた(2010年) 【倉吉文芸賞受賞作品】
- 「駅前商店街吹奏楽集団」で、パーカッション(打楽器)を担当する恵。
- みんな、パーカッションを馬鹿にしていない? ということで、ちょっとした「大志」を抱いたのでした。
- 西の街の物語(2003年) 【倉吉文芸賞受賞作品】
- 夕日がまっすぐにさす道を越えると、そこには「西の街」があります。
- 迷い込んでしまった西の街。そこで出会ったM教授とLの親子。
- ちょっとあやふやに存在している西の街の短いエピソードです。
- メロディ(2000年)
- 「とんでもない事故」で、病院で検査を受ける運びとなった巧と綾香
- なんだか嬉しそうな綾香は、「だって死にたくないんだってわかったから」となんだか物騒な事を言い始めます。
- なんとかスランプを脱して、久しぶりに一定水準の出来となりました。
- ユキ――バーチャル・ドール(1999年)
- おれたちは、作り物のドール、「ユキ」付き合っていた、
- ところが、ある日「ユキ」がおれたちの前から姿を消して……
- 今年は残念ながらリメイクものとなってしまいました。その分、広がりが出て……いればいいのですが。
- ムーン(1998年)
- 97年はちょうど、〆切と挙式が重なってしまい、エントリーを断念するという事態にあいなりました。
今年は、結婚記念日に追い立てられながらも、なんとかエントリー出来ました。
- 記録の伸びない、アマチュアのレーサーの「おれ」が、サーキットで出会った女の子――ムーン。
- 実は、「おれ」は、骨髄バンクに登録したドナーで、骨髄液の登録が決まっているのでした。
- エール(1996年)
- ハンカチの落とし物が縁で知り合った「春菜」は、名前の通りまるで菜の花の
ような女の子。ところが、彼女は耳が不自由だったのです。
- LIVE(1995年)
- アマチュアバンドの中で賢次・ゆかり・夕祈の織りなす交流を描きます。
- 「ゆかり・ダイアリー」のゆかりは、ここのキャラクターですね ^^;
- キラ ――風の記憶――(1994年)
- 占い師キラのデビュー作です。船乗りと、キラの一夜の出合。
- それは、たった一夜で終わるはずだった、物語のはじまりになるのです。
- あさかぜ急便・すずかけ通り支店(1993年)
- 田舎の「運送屋」で、ルルあねごと、新米ピピの交流を描きます。
- 96-06-16 番外編『バースデー・プレゼント』を追加
- あさなぎ(1992年)
- 「本当に飛ぶ」ことを願った空中ブランコのり。歌を捜し当てた歌姫。
- 夢見ることのはかなさをかたります。
- みずうみ(1990年)
- Love Song(1991年)
- 「90年代」を意識して、女性の自立を扱った2編です。
- クローバー通信(2011)
- 春先の窓辺から風が吹き込んだ後、そこにいたのは、「春風」だと名乗る女の子でした。
- 春風の涙と、クローバーの魔法が織りなす物語です。
- 一番最後の夕焼け(2008)
- 「大切な約束は夕焼けの下で」北の街の言い伝えと、そして、「夕焼け屋」の噂を聞いて、ぼくは調べてみることにしました。
- 夕焼け屋とは、本当は、なんだったのでしょう?
- ハッピー・ランド(2007)
- 前回のエントリーからさらに3年。やっとでました。
- 「ちょっと失恋などした」女性が、列車の中で女の子に会うところからお話始まります。
- ずいぶんと印象の違う「ハッピー・ランド」ですが……。
- 作風が戻っています。
- 小さな花(2004)
- 改めて気づけば、なんと5年ぶりのエントリーでした。
- このお話から、「麻野なぎ」というペンネームを使用してみました。
- 従来の作風を全く変えてみました。できの方は、今ひとつというか、今ふたつというか……
- 花梨の頃(1999)
- 花梨の実に囲まれた、「花梨荘」。 それはちょっとだけかわった宿屋でした。
- 長女誕生に伴い、名前を考えているうちにふと浮かんだお話です。
- ひまわり(1998)
- ちょっと風変わりな喫茶店のひと夏。小さな出会いのお話です。
- 春待夜会(1998)
- 冬の終わりに、「海の見える家」に集まる3人。
- ちょっと風変わりな夜会をお届けします。
- 「ここです」という名前の本屋さん(1997)
- 「打吹ネット」でお会いしましょうで紹介している(ほとんど)同名の作品を
改稿しました。
このホームページのタイトルにもなっている「ここです」は、素敵な人がいればどこでも……という意味でもあります。
一風変わった、小さな本屋の主人の、小さなお話です。
- バースデー・プレゼント(1997)
- これまた、「倉吉文芸」に投稿した『あさかぜ急便』の、未発表分で、番外編としてご紹介した「バースデー・プレゼント」を改稿したものです。
ある日、ピピは電車の中で、ちょっと妙なブローチの女の子を見掛けます。そのブローチは……
- 『蛍の谷』(1996年)
- 「蛍の谷の物語シリーズ」と共通です。
砂漠の中の砂嵐が吹き荒れる宿場街。オアシスさえないこの街は、「蛍の谷」と呼ばれていた。蛍の谷の伝説とは?
なんと、『蛍の谷』は、予備審査を通過していた模様です。(2,252作品中予備審査通過71点のうちに選ばれました)
来年こそは……
- 『雪塚』(1995年)
- 雪深い村に伝わる「雪塚」の伝説とは? 男達は、婚礼の前に自分の勇敢さを示すために雪塚に挑み、命を落とした。ある年、臆病者のナギは、勇敢さを示すためではなく、雪塚のことを知りたくて、雪の中にでかけた。
雪塚の伝説をバックに、小さな恋物語を描きます。
- ダッシュ!(2013)[2013-11-19]
- 今日は陸上部の競技会。まずは自己ベストをたたき出した俺は、「脱出」を試みる。
- その先は、同日開催の……。
- バトンを……(2013)[2013-11-19]
- それぞれの記録はそこそこ良いのに、3人しかいないからリレーに出られない陸上部員。
- 試合直前に、先輩の助けで……。
- 夏休みは車椅子で(2011)[2011-11-13]
- 夏休みの自由研究。ぼくは、「バリアフリーの研究」というタイトルで、お茶を濁すことにした。
- ところが、「取材」さきの施設で、一人の女の子に出会ったことから……
- 六年一組・変人同盟(2011)[2011-11-13]
- 6年生になって出会った「るーさん」
- 自分で「変人」だといいきる彼女と過ごすことのできた、たった一年の思い出。
- クローバー通信(2010)[2010-11-01]
- 「春の風」は野原で四つ葉のクローバーを探す女の子に会います。
- 四つ葉のクローバーなんかで願い事が叶う訳なんてない……そう思いながらも、「春の風」は女の子のことが気になるのでした。
- こぶとり(2010)[2010-11-01]
- 『こぶとりじいさん』の再話です。
- こぶを取ってもらった「しょうじき」と、こぶをふやしてしまった「うそつき」と、しあわせだったのはどちらでしょう?
- ぬいぐるみのいない夜(2009)[2009-10-18]
- 昨年に引き続き、チーを始めとする、ぬいぐるみたちのお話です。
- ぬいぐるみ達は、一年に一度だけ、普段暮らしている家を離れて、ぬいぐるみの家族に会いに行くことができます。
- 今日は、チーが家族に会いに行く番ですが、内緒で行かなければならないこの日、家にいないことがばれそうになり……
- 探し隊・出動!(2009)[2009-10-18]
- ある日、ほのかの靴がなくなりました。
- それを知った、クラスメートの梨花が、「探し隊」を結成しました。
- 何かがなくなり、探し隊が探し、そしていつのまにか、「探し隊」が増えて……。
- 我が輩はチーである(2008)[2008-06-13]
- ぬいぐるみたちのお話です。
- チーターのぬいぐるみ「チー」は、ある日実は自分がぬいぐるみとはちょっとだけ違うことに気づきますが……
- ポプラの下で(2008)[2008-06-13]
- いじめはつらいけれど、もしかしたら、秘密にしようとするからなおつらくなるのかもしれない。
- 帰り道、二人は話しました。
- 砂場(2003)[2003-06-01]
- 夕飯のあとに、どうしても砂場で遊びたい花梨は……
- ピアノの音(2003)[2003-06-01]
- 階段から転げ落ちて、保健室でちょっとお休み。
- そのときに聞こえてきたピアノの音が……
- ひとくい・おばば(2000)[2000-06-16]
- 近所に住むおばあさん。なんと、「ひとくい・おばば」だという噂が。
- なかよしの純と健太は、その噂を調べようとして……
- たいへん・赤ちゃん(2000)[2000-06-16]
- ちょっとしたはずみで、外に迷い出してしまった赤ちゃん。
- ねずみたちは、赤ちゃんを連れ戻そうと大奮闘。
- 北の街の物語(1999)[1999-06-06]
- 「風使い」や「夕暮れ屋」そんな職業のある、ちょっと物悲しい北の街の出来事です
- 夏の出来事(1999)[1999-06-06]
- ふと立ち寄った喫茶店には、書きかけの絵が……
ひまわりの改作です。
来年は、ぜひぜひ、書き下ろしでエントリーしたところであります。
- 朝焼け(1998)[1998-06-01]
- 突然あらわれた女の子。彼女は、「お母さんをさがしてるの」と、そう言いますが……
- 夕暮れ(1998)[1998-06-01]
- 趣味? 夕暮れの街角で街を眺めること。そんな、ちょっと風変わりなお話です。
- あのひと(1997)
- あのひと。 あのひと? あのひとって? ちょっと雰囲気の変わった小さはお話です。
- 流れ星(1997)
- 星の祭りの夜に知り合った、「ゆき」と「あきら」の小さなお話です。
- 木に教わった話(1997年)
- 雨の中の一本の木
- たとえば、こんなお話しはいかがでしょう?
- 初めてのお茶会に呼ばれたこと(1997年)
- ある日みかけた一風変わった表札(?)
- ささいなものから始まった、小さなお話です。
注)掲載時点で、「パスカル短編新人賞」へのエントリー作品は、「蛍の谷の物語」の
ものと重なっております。ご了承下さい。
- キラ ――砂漠の雨――(1995年)
- 占い師キラの誕生譚です。
- それはまだ、キラがキラでなかった頃の物語。
- キラ ――遠い夜――(1994年)
- ある夜、砂漠の中の「昆虫園」に迷い込んだキラは、夜警の「おれ」とささやかな、会話を交わします。
Nagi -- from Yurihama, Tottori, Japan.
E-mail:nagi@axis.blue