『蛍の谷の物語』

 完成すれば、大河小説になります。ただし、いろいろなエピソードがまとまって、全体像が見えて来るというところでしょう。
 作者自身にもまだ、はっきりしたところがなく、出来たところからアップしていきます。


第1部・キラの物語

 占い師、キラの誕生と遍歴を描きます。

キラ ――風の記憶――
占い師キラのデビュー作です。船乗りと、キラの一夜の出合。それは、たった一夜で終わるはずだった、物語のはじまりになるのです。

キラ ――遠い夜――
ある夜、砂漠の中の「昆虫園」に迷い込んだキラは、夜警の「おれ」とささやかな、会話を交わします。

キラ ――砂漠の雨―― [96-03-17]
占い師キラの誕生譚です。
それはまだ、キラがキラでなかった頃の物語。
これで、キラの物語は完結します。

第2部・ハシカミの物語

 成人し、「ハシカミ」と名前を変えたキラ。
 第1部は、キラだけの物語でしたが、彼女を取りまく人物も現れ、次第に混み入ってきます。まずは、スケッチでお届けします ^^;

西の街のキラ [96-05-10] (80k bytes)
西の街で出会った占い師キラと、売れない作家ナギ。
些細な出合いが、物語の鍵になります
これは、ちょっと長い作品です。原稿用紙換算で120枚ほどあります。
95年の夏に、「30夜連載!」という無謀な企画のもと、キラの周辺を書き残したものです。キラも、そして作者も一緒に迷っています。

ここは雨の国 [96-05-06]
『西の街のキラ』で成人を迎えたキラ。今度は、彼女の相棒、カリラが成人を迎えます。
カリラの成人の模様と、カリラの姿を描きます。

Song [96-05-06]
キラ、改めハシカミとナギのラブ・ロマンスです。
シリーズの中で、一番甘口の作品です。

第3部・決戦

全ての謎と、誤解と、わだかまりを解き、大円団――になるはずです ^^;
ここも、現時点では、スケッチでお届けします ^^;

弔い人 [96-05-06]
ハルカが亡くなった!
ある日街道をかけめぐったニュースは、ハシカミとユカルハを「決戦」へと駆り立てるのです

決戦 [96-07-14]
「蛍の谷へおいで下さい」
行方をくらましていたハシカミからナギに一通の手紙が届いた。「蛍の谷」を訪れ たナギを待ちかまえていたのは……

番外編:歴史及び文化

 キラの活躍する「街道」の文化と歴史をお話しましょう……

『蛍の谷』[96-03-17]
砂漠の中の砂嵐が吹き荒れる宿場街。オアシスさえないこの街は、「蛍の谷」と呼ばれていた。蛍の谷の伝説とは?
キラ、そしてハシカミたちがさまよい歩く「街道」のルーツに迫ります。

『a mail for you』[96-07-14]
オサパ――時代ははるかに下り、オサパは考古学者の手に渡ります。
彼らは、オサパに何を読み取ったのでしょう。


もどる

Nagi -- from Yurihama, Tottori, Japan.
E-mail:nagi@axis.blue